【旅行記】どこかにビューーン! を使って上毛高原に行ってきた!! PART.2 月夜野びーどろパーク編

承前。

観光地のレビューをしようと思う!
ググりまくって以下の場所に行くことにした。

②利根川散策(諏訪峡大橋とか!)
③谷川岳ロープウェー

谷川岳は1日めにしたかったが2日めの体力を勘案した結果2日めに回すことにした。
これがのちのち私を苦しめることになる。

なんで行きたかったかというと銀化! 美術館に銀化ガラスがあると聞きまして。
銀化ガラスというのは1500年~2000年くらい前に作られたガラスが地面に埋まってよくわからない化学反応で虹色というか宇宙的に輝くようになる現象です。

ホンモノを見たことない。写真集でしか見たことないので見に行きたかったのだ。

だが道のりが大変だった。新幹線の上毛高原駅から徒歩30分なのである。
上毛高原駅はなんと在来線と接続していないのだ! 乗り換えできない新幹線の駅!

おりしも梅雨の中休み、耳に突き刺したイヤホンからはいつものラジオが「北関東は30度を超えています」と言う。
ラジオとカメラをおともにのこのこ歩いた月夜野びーどろパークまでの道のりの写真を見てください。

このころはまだ「わーひなげし! お花畑!!」と楽しい

超広角レンズの一点透視図法のちからはとても強いのでやめたいなあ、と思って発明した構図。手前にめちゃくちゃ大きく主題を写して背景は全部ぼかす!
F4.0くらいでちょうどいい。とろけるボケとかいらんのだ。

サビに錆びた防火水槽の看板と後ろの光輪がぱっくり割れているお地蔵さん

なにかの遺跡があるというので見に行ってみたけどガチ遺跡だった。住居跡とか

実家が奈良なので遺跡のデカさでマウントを取り勝ちになる

ちっちゃなお城が築城してある

雨の予報だったんですよ。日焼け止め塗ってないんですよ。

落石注意

誰も歩かないので繁栄しているコケ王国

自然公園? 通り過ぎました

ホタルが生息しているらしく手作り感満載のガードレールがありました

滝だ! と興奮した地点。
この程度の滝で興奮すべきではなかったんですよ。

草に隠れた農業用水に思いっきり足を突っ込んだ女子旅()

ワンピース くつした びしょ濡れ サンダルがシリコンでよかった

風で揺れるのでちょっと花を固定してたらそれをよしとしたミツバチが蜜をとりにきた。
君のためにやってるんじゃないんですけど!!! 図々しいわね。

こういうのが撮りたかったの! ヤグルマギクです。

一般家庭の隣にユンボがある謎

これが利根川!
ところで初めてライブND撮影機能を使いました。
こういう明るいところで川の流れを表現するためにスローシャッターにするにはフィルターが必要なんですけど最新鋭のカメラでは内蔵されてるんですねえ。OM-1すごい。

目的地まで1.5kmだということがわかります。
吹きガラスってでかい作品作るときどうやってるんだろう。
テコの原理でめっちゃムキムキにならざるを得ないのでは?

都会では見ることのできないミミズの死体です。

ティアキンでこういうの見たな……りんごお供えするとコログが出てくるんでしょ

廃墟なんですけど甕棺ぐらいでっかいツボの中に花が咲いている

青梅とグレッチング

ミステリーサークル

この看板をそこここで見たんだけど何? 蛙がいるの?

ほんとうになにこれ

ロードサイド的なバカデカ駐車場スーパーとホームセンター。
コインランドリーの隣にはちゃんと精米所もありました。

棒でつついたけど頭が潰れて土にへばりついていたのでひっくり返せなかった。
お腹の模様だけじゃなに蛇かわからないよう。

山と石、これはちょっと奈良の明日香に似ている風景。
でもなんのキャプションも石についてなかった。

田んぼの中にはオタマジャクシがいっぱい

整然と並んだ稲。
お恥ずかしながら超広角で並行が取れないので斜めで撮ってます。

中華たむら。看板の絵は龍ですが完全にサソリかザリガニに見える。

オレンジリリー

マツバボタン。個人的に墓に植えてほしい花No.1

月夜野びーどろパークに、つ、ついた

リュックを下ろしてみるとくくりつけていた紫外線の強さをお知らせしてくれるキーホルダーが最大限にピンク色になっている。日焼け止め塗ってないんだが……?





月夜野びーどろパークは2階建てで1階はグッズ売り場、2回は展示でした。
2階の展示は併設してある工房でつくったものと美術館にわかれていて、美術館は入場料が500円必要でした。その美術館に、あこがれの銀化ガラスが!!!!

館内は写真撮影禁止だったので写真はありません。銀化ガラスの写真撮りたかったな~~~~~~~~~。七色に光るガラスの写真、どうやって撮る?

風鈴。おみやげに買って帰りたかったけどうちには吊るす場所がない(網戸がないので窓を開けられない)ので写真にとって満足してきた。

見てください! 柴犬!! ガラスの柴犬!!!!

2階から1階を撮影。

2階ホール。

中から明かりが点ったところみたいな~~~

吹きガラスで作られたというのが驚愕。
こんなの棒の先っぽにつけて口つけてプーってできます?

犬たち

ザリガニ、そしてブロッコリー

光を通すとものすごくきれい。

ガラスの器。金魚のヒレみたいできれい

水仙が飛び出ている!

この釉薬? 金属的できれい。銀化みたい。

金箔が散らされたようで美しい。
大きな作品を接写すると違う美しさが現れる。

引いて撮った

い、いぬ~~~(人は犬といえば柴犬を作りたがる)

メモ書きをそのまま置くという展示の方法が斬新すぎたので

ガラスで作られたチェス! ちょっと触手っぽいのでクトゥルフ感を覚える

再び2階から1階を撮影。

1階で売っていたお土産物で気になったのはHARIOのアクセサリーにクリソツなピアスやイヤリングが売られていたこと。
HARIOと細部は違って、HARIOだったら直線ですっきり無印良品的に仕上げるところをカーブを付けて色気を出したりしていること。HARIOはこうだけど自分はこうしたい、という意志を感じる。
作った人は東京のガラス工房で働いていて月夜野びーどろパークにたまに指導に来るということですがやっぱりHARIOで働いている人なのでは?
全然違ったら恥ずかしいんですけど。

ここから水上温泉への道のりが全然わからないのでカウンターの店員さんに聞いてみた。
「あのー、上毛高原駅から歩いてきたんですけど、ここから水上駅に行くバスってどっち方向に乗ればいいですか?」
「バスで行くと上毛高原駅に戻って乗り継ぎが必要よ。後閑駅という駅があって、15分くらいだから歩いていきなさい。上毛高原から歩いてきたことを考えればなんてことはないから」
めちゃ親切な人だった。

というわけで月夜野びーどろパークから後閑駅までまたラジオとカメラをおともにてくてく歩いていくのでした。

滝だ 滝だ と喜ぶ私。利根川のほとりでこんな農業用水で喜んでいてはいけない。

急激に成長した竹によって朽木が持ち上がっているのがいいなあと思って撮ったんだと思う。たまに何考えて撮ったかわからない写真がある。

おっ 橋が見える

この橋を渡るとひょっとして新潟県ですか?
というか利根川って県境じゃん。

線路沿いを歩いていくが全然電車が来ない。

ヒメジョン花畑

古い駅舎の一部かな?

駅前は栄えてるな~

後閑駅の屋根いいですね

あ!?

ここ、燕がいる!

たくさん!!!!

十年前カメラを手に入れたきっかけが「スマホじゃ燕が撮れない」だったので十年後しに夢を叶えたことになります。かわいい。

なんだこのマーク。ピザ?

化粧室は使用禁止になっていた。

自動改札。鶴見線でみたことある……。

手書きのフォント、新「潟」の見慣れない略字。
新しい駅舎の中にも古いものが残っている。

30度近い! ギャン

やっぱりピザか?

あたらしいのは天井から吊り下げられた駅名表示とベンチだけ。
駅のホーム下の行き先表示はこの間読んだばかりの『鉄道文字の世界』という本で見たのでちょっと興奮した。
右上にちょっと見えるのは月夜野きのこ園。きのこよ、すくすく育てよ月光の下で。

優しい丸ゴシック。上野方面ってまあそれはそうなんだけど

やけにシュッとしたイケメン顔のスズメ。

向かいのホームに先に電車が来た

猛禽。トンビかな、ノスリかな。翼が透けてて美しい

透明なトタン

超広角でやってしまいがちな一点透視図法~


次回、水上駅~宿~利根川付近散策~宿 編!


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