2022年私のベスト90冊

2022年は643冊の本を読んだ、ということになっています。
前年に比べると150冊ぐらい減っています。
なんでだろう。ポケモンやってたからかもしれない。

今年は国内ミステリを全然読んでなくて、年末のランキング本見て「あれ、半分ぐらいしか読んでないな~」ってなっていた。逆に翻訳部門見て「あれ、八割くらい読んでる?」ってなったので翻訳苦手をそろそろ返上しようかなと思います。
もちろん翻訳のほうが時間が掛かるしメモ取らないとちゃんと読めないんですが。

喫茶店で本を読むことが増えたので、複数のお店で店員さんから顔を覚えられました。
デザートをサービスしてもらったり、珈琲と美味しいお菓子の組み合わせを教えてもらったり、また別の素敵な喫茶店を教えてもらったりしています。
今住んでいるあたりは素敵な喫茶店が多くて巡回しているだけで一ヶ月なんてすぐです。
こういうのでも「趣味は読書」「趣味はカフェ巡り」って言っていいんですかね?

そういえば10年くらい前、私が就活してるとき「読書は趣味のうちに入らないから履歴書に書くな」というアドバイスを受けたことがありましたが、最近聞きませんね。

■2022年1月
1.エイドリアン・マッキンティ「ショーン・ダフィ」シリーズ
2.帚木蓬生『襲来』
3.月村了衛「機龍警察」シリーズ
4.山田正紀・恩田陸『SF読書会』
5.斜線堂有紀『愛じゃないならこれは何』
6.蝉谷めぐみ『化け物心中』
7.チャーリー・ジェーン・アンダーズ『空のあらゆる鳥を』
8.上間陽子『海をあげる』

■2022年2月
1.エイドリアン・チャイコフスキー『時の子供たち』
2.宮内悠介『かくして彼女は宴で語る』
3.半村良『産霊山秘録』
4.町田その子『星を掬う』
5.メアリ・ロビネット・コワル『火星へ』上下
6.一穂ミチ『パラソルでパラシュート』
7.パッド・マガー『七人のおば』

■2022年3月
1.横山秀夫『動機』
2.エドワード・ケアリー『飢渇の人 エドワード・ケアリー短篇集』
3.ハンナ・ティンティ『父を撃った12の銃弾』
4.上田早夕里『獣たちの海』
5.木下龍也『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』
6.宇月原晴明『信長――あるいは戴冠せるアンドロギュヌス』
7.澤村伊智『邪教の子』
8.紀蔚然『台北プライベートアイ』
9.ピーター・スワンソン『アリスが語らないことは』
10.川村蘭太『しづ子――娼婦と呼ばれた俳人を追って』
11.佐野洋子『シズコさん』
12.深緑野分『カミサマはそういない』
13.ベン・マッキンタイアー『ナチを欺いた死体――英国の奇策・ミンスミート作戦の真実』
14.小川一水『ツインスター・サイクロン・ランナウェイ2』
15.恩田陸『歩道橋シネマ』

■2022年4月
1.アリスン・モントクレア『ロンドン謎解き結婚相談所』
2.ヨン・アイヴィデリングドクヴィスト『MORSE』上下
3.平山夢明『八月のくず 平山夢明短編集』
4.ネレ・ノイハウス『母の日に死んだ』
5.浅倉秋成『六人の嘘つきな大学生』
6.上橋菜穂子『香君』上下
7.アビール・ムカジー『カルカッタの殺人』(シリーズ)
8.かみはら『転生令嬢と数奇な人生を』(シリーズ)

■2022年5月
1.芦部拓『大鞠家殺人事件』
2.シルヴィア・モレノ=ガルシア『メキシカン・ゴシック』
3.阿津川辰海『入れ子細工の夜』
4.ビル・ビバリー『東の果て、夜へ』
5.S・A・コスビー『黒き荒野の果て』
6.横山秀夫『ノースライト』
7.中山可穂『弱法師』
8.ジョン・ディクスン・カー『連続自殺事件【新訳版】』
9.アリスン・モントクレア『王女に捧ぐ身辺調査 ロンドン謎解き結婚相談所』

■2022年6月
1.グレイディ・ヘンドリクス『吸血鬼ハンターたちの読書会』
2.青木理『トラオ 徳田虎雄 不随の病院王』
3.斉藤光政『戦後最大の偽書事件「東日流外三郡誌」』
4.ファビオ・スタッシ『読書セラピスト』
5.スチュアート・タートン『名探偵と海の悪魔』
6.カーター・ディクスン『爬虫類館の殺人』

■2022年7月
1.横山秀夫『半落ち』
2.ホリー・ジャクソン『優等生は探偵に向かない』
3.アリソン・ウッド『わたしが先生の「ロリータ」だったころ』
4.エドワード・ケアリー『呑み込まれた男』
5.エイドリアン・マッキンティ『ボリス・アット・ザ・ステーション』
6.澤村伊智『怪談小説という名の小説怪談』
7.クワイ・クァーティ『ガーナに消えた男』
8.村井理子『家族』

■2022年8月
1.シヴォーン・ダウド『ロンドン・アイの謎』
2.ウラジーミル・ナボコフ『ロリータ』
3.若島正『ロリータ・ロリータ・ロリータ』
4.ウィリアム・モール『ハマースミスのうじ虫』

■2022年9月
1.辻村七子「宝石商リチャード氏の謎鑑定」シリーズ
2.ニクラスナット・オ・ダーグ『1793』
3.カルロス・ルイス・サフォン「忘れられた本の墓場」シリーズ
4.クリス・ウィタカー『われら闇より天を見る』

■2022年10月
1.長島有里枝『「僕ら」の「女の子写真」からわたしたちのガーリーフォトへ』
2.夏海公司『はじまりの町がはじまらない』
3.アンソニー・ホロヴィッツ『殺しへのライン』
4.M・W・クレイヴン『キュレーターの殺人』
5.浅田次郎「蒼穹の昴」シリーズ(第六部まで)
6.馬部隆弘『椿井文書――日本最大級の偽文書』
7.馳星周『少年と犬』

■2022年11月
1.月村了衛『槐』
2.浅倉秋成『俺ではない炎上』
3.呉勝浩『爆弾』
4.小川哲『地図と拳』
5.米澤穂信『栞と嘘の季節』
6.澤村伊智『ばくうどの悪夢』
7.モーリーン・キャラハン『捕食者――全米を震撼させた、待ち伏せする連続殺人鬼』

■2022年12月
1.白井智之『名探偵のはらわた』
2.ダグラス・アダムス『これが見納め:絶滅危惧の生きものたちに会いに行く』
3.J.R.R.トールキン『指輪物語 旅の仲間』
4.万城目学『ぼくらの近代建築デラックス!』
5.赤染晶子『乙女の密告』
6.小川哲『君のクイズ』

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